星降る森の写真館がNHK『あさイチ』で全国放送!祖父が愛した森の中に建つ写真館

星降る森の写真館がNHK『あさイチ』で全国放送!祖父が愛した森の中に建つ写真館

Staff blog

三瓶山を背景に撮ったNHK"あさイチ"集合写真

本日のNHK『あさイチ』をご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。
そして新しくフォローしてくださった皆さま、はじめまして。
島根県大田市・三瓶山の麓、3,000坪の森の中に佇む 星降る森の写真館 宮脇と申します。

今日は初めての全国放送・生中継ということで、NHKあさイチさんの取材にお越しいただきました。
撮ることには慣れていても、撮られること…ましてや生中継には慣れておらず、お聞き苦しい部分もあったかもしれませんが、温かくご覧いただけていたら幸いです。

番組では、スタジオ内の様子や世界一位を受賞した作品、僕がカメラマンになったきっかけや星空ウェディングについて、そしてなぜこんな森の中に写真館を建てたのかなどについてお話しさせていただきました。
その流れで、日本画家だった祖父との思い出にも触れる時間をいただきました。

日本画家の祖父について

祖父はアトリエに籠って朝から晩まで絵を描いている人でしたが、部屋のテレビがついているときはいつもNHKを見ていた人でした。その様なテレビ局に、祖父の作品とともに”共演”という形で取り上げていただけたことが心から嬉しく、胸が熱くなりました。

運転免許を返納してからは、僕が祖父を三瓶山に連れて行き、写真館のある辺りでよくスケッチをしていました。しかし、これまで他の作品はたくさん見てきたのに、この場所で描いた作品を見ることはありませんでした。今回の取材をきっかけに家族に聞いてみると、なんと僕が命を宿した年に描かれた作品が、あるお宅にあるとわかりました。それが、今日のあさイチで紹介していただいた襖絵です。

祖父の襖絵


初めて見たとき、あまりの迫力に言葉を失いました。僕個人的には、祖父がこれまで描いてきた中で一番印象に残る作品です。

絵画のような写真を撮るようになったきっかけ

僕が“アートのような写真”を撮っているのは、間違いなく祖父の影響です。
絵画は部屋に飾られ、人の目に触れ、会話が生まれ、生活を彩る存在になります。
写真もそうであれたら。そんな想いで日々研究を重ねながら撮影に向き合っています。

祖父の襖絵に似た三瓶山

祖父は11年前に亡くなっているため、写真館を見てもらったり、もう一度ここで描いてもらうことは叶いません。けれど放送前、ひとときだけ差し込んだ光に初冠雪の三瓶山が照らされ、祖父の襖絵に似た景色を見せてくれました。
その場にいた関係者の皆さんとも「これ、お祖父さん来てますね!」と話したほどです。
そう感じた瞬間、緊張がすっとほぐれ、リラックスして生中継に臨むことができました。

祖父が愛した三瓶山のこの場所で、昨年7月7日に星降る森の写真館をオープンできたこと。そして、祖父の愛したこの場所が、皆さまにとっても大切な場所になれば嬉しく思います。

初冠雪の三瓶山と紅葉

改めて今回星降る森の写真館を取材してくださったNHK関係者の皆さま、そしてご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

これからも、皆さまの”生活を彩る一枚”を撮影できるよう精進してまいります。
星降る森の写真館へお越しいただくのはもちろん、全国への出張撮影も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!